佐川町地域おこし協力隊の吉澤です。
今月7日に牧野公園にて第一回「わんさかわっしょい体験博」のオープニングセレモニーが行われました。町長が冒頭挨拶で「10年継続できるイベントにする」と宣言されました。そのために重要な第一回目。オープニングイベントには今回実施される20プログラムのうち11プログラムの主催者の皆様にご参加いただき、思い思いに自分のプログラムを紹介していただきました。
第一回の開催で大切にしたいのは参加してくださるお客様の人数と満足度です。このイベントの趣旨は地域活性化に貢献する事。個人的な意見になってしまいますが地域活性化とは地域内の経済循環だと考えています。しかし、日本全体で人口減少が進む中、なかなか地域内にいる住民だけで経済の循環をより良いものにするのはどこの地域でも難しくなってきているのが現状です。そこで今注目されているのが「関係人口」。住民ではないがその地域をたびたび訪れる人やその地域の商品やサービスを購入する人など、地域に関わるすべての人のことをさします。この「関係人口」増加に寄与するのが観光業であり、地域活性化に貢献できる産業として今注目が集まっています
予約開始から約2週間で160名のお客様からご予約を頂き、これからメディア露出もあるのでさらに予約が増えることが期待されます。定員は487名なので限りなく満席に近づけられるよう努力してまいります。このイベントの参加者が500名、1000名となってくれば、飲食店や交通機関、宿泊施設などへの観光消費も生まれ多くの産業への波及効果も期待できます。
イベントを利用してくださるお客様が年々増加するためにはプログラム実施者と運営事務局が質の高いプログラムを創出していかなくてはなりません。今回多くの地域の方にご協力いただき思い思いの20プログラムが完成しました。地域おこし協力隊も7名がプログラムを提供してくれました。
第一回「わんさかわっしょい」体験博が最高の形でフィナーレを向かえ、 10年継続して地域活性化貢献イベントにするべく最高のスタートを切れるよう尽力していきたいと思います。