こんにちは。
自伐型林業チーム6期生の伊藤です。大学卒業後に佐川町に移住して2年半が経ち、前回投稿したピチピチの24歳からいつの間にかアラサー25歳になりました!協力隊の任期も残り半年です!
僕たちは普段、主に針葉樹の山を施業してヒノキなどを搬出しています。その過程で、広葉樹を伐る機会もあるのですが、そのほとんどが雑木として処理されます。現状として、これらの広葉樹は木材市場に出すわけではなく、山の養分となるか、薪として使われるかのどちらかにしかなりません。
そんな山の未利用材を活用するために、前回の「伊藤、チェーンソー製材に挑戦するってよ。」の記事では、広葉樹やC材を活用すべくチェーンソー製材に挑戦しました。今回の記事は前回の続きになります。
はたして伊藤の製材レベルは上がったのか、、?
前回の振り返り
前回は、フリーハンドでチェーンソー製材をした後に電動かんなで仕上げを行いました。その時の写真がこちら。
「ちゃんと板になってる!!」一見、カンナをかけてしまえば綺麗に見えますが、チェーンソー製材の跡を消すのにとても時間がかかりました。
フリーハンドでは一本の丸太から製材できる枚数にも限りがあるし、綺麗な板を作るためには時間と労力がかかることがわかりました。
伊藤、チェーンソー製材機買いました。
やはり、フリーハンドでは限界があると感じた僕はすぐさまチェーンソー製材のアタッチメントをポチりました。
「アラスカンMK Ⅳ!!!」
見事、綺麗な製材ができるようになりました。カンナがけも数回で済むようになりました。
問題はここから!乾燥をしなければ加工するための木材としては不十分です。しっかり乾燥させなければなりません。一般的に木工に使用する材は含水率が20%以下の材料を使用します。
その数値を目指して、天然乾燥や低温乾燥など自分たちでできる範囲の乾燥方法を考えて実験をしていこうと思います!!木を使うって大変ですね!さらに知識を深めていきたいと思います。
今回はここまでになります。また、次回お楽しみに。