10月になりましたが、今日は暑いです。
台風や雨が来なければ、日差しは相変わらずの強さですが、朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。
私事ですが、風邪らしき症状が一向に収まらず、この時期は冬に比べて「うがい、手洗いをちゃんとしてないから」と看護師さんに言われました。
季節の変わり目ですので、無理せず予防して、冬に備えましょう。
9月の茶畑のはなし
9月の少ない晴れ間に、茶農家さんは肥料をやったり、耕したりしていました。
今年は雨が多い、とみなさん言っておられ、茶の葉もすくすく育ちますが、カズラやら何やらも一緒にすくすく育ち、除草をするにも晴れ間が少ないと頭を悩ませておりました。
茶の木の間に、肥料をまいています。 白いつぶが肥料です。
手押しの機械で、茶の木の間の土を耕しています。 写真は10月です。
若い芽は柔らかく、鮮緑色で、おいしそうに揺れています。
この時期の若い芽を摘んだお茶もあるそうで、半年経っても毎日のように学ぶことに出会う、お茶ワールドです。
番茶摘み、開始!
お茶の葉を第一次加工し荒茶にする、通称・茶工場の掃除をして、番茶を迎える準備万端です。
久しぶりに開いた茶工場のカレンダーが6月のままで、あれから4ヵ月も経ったことに驚きました。
揉捻機の掃除中です。
揉捻機は、熱を掛けずにひたすら揉む機械で、茶の葉の芯などの水分を絞り出します。
そしてついに本日、10月4日、番茶摘みが始まりました!
大振りな葉がすくすくと育っているので、袋がぱんぱんになっています。
天気がいいのは喜ばしいことですが、中々暑い中での番茶の始まりとなりました。
この袋を見ると、「茶摘みが始まった」と高揚します。
高知は番茶文化、と言っても、近年番茶の消費も下がっているそうです。
番茶でできることはないか、色々探りながら、今年最後の茶摘みを過ごしていきます。
以上、佐川茶プロモーター便りでした。