お久しぶりです、牧野公園・まちまるごと植物園担当の村川です。
驚きの早さで梅雨入りしましたね。既に太陽が恋しいです。梅雨の楽しみ、アジサイもまだ先です。
水だけでは枯れてしまうので太陽、募集中です。
早めの梅雨明けを、希望します。。。。
そんな中、ガンゼキランが見頃をむかえています。桜やバイカオウレン、ガンゼキランなど、メインどころの問い合わせはもちろん、少ししか咲いていないコアな植物の問い合わせも、年々増えている印象です。牧野公園ファンが増えている証拠でしょうか?(^^)
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最近の業務内容
山野草鉢上げ会
山野草の鉢上げ会が先日行われました。種まきをして大きくなった苗を、一つずつポットに植え替える作業です。
久しぶりに、仕事している風の写真がありました。
その場で、「じゃあ説明しといて~」ってなった時のものです。
「鳥足にならないように気を付けながら深くも浅くも無く植えまーす」
・・・こんなんで大丈夫だろうか。
※この後、個々にに分かれてスタッフが丁寧に説明しています。
佐川町ではまちまるごと植物園の取り組みの一環として、「種まき会」「鉢上げ会」「植栽会」を開催しております。今回の鉢上げ会は一般の方が対象。鉢をお持ち帰りして育てていただき、次回の植栽会で植栽したり、そのまま地域やご自宅で育てることもできます。
その他の活動
牧野富太郎博士生誕祭
4/24.25に牧野富太郎博士生誕祭がありました。牧野公園へは、2日間で来場者約450人と沢山の方にお越しいただきました。コロナ対策をしつつ、ということで主なポジションはコロナ対策班でしたが、忙しいポジションではないので、園内の楽しそうな様子をのんびり眺めることが出来ました。来年は160歳の記念の年です(^^)
ワークショップや展示など様々なイベントが行われました。
今回のおすすめ植物
苔。
個人的な好み全開のコーナーです。
形は様々(全部違う種類です)。ちぎっても死なない。根っこが無い。ちぎった葉っぱで殖やせる。
・・・なにそれ???
と、私が佐川に来て価値観がガラッと変わった植物です。シダ植物や地衣類も変わった特徴を持っていますが、こちらの価値観や距離感は変わりませんでした。
苔については、牧野富太郎よりも、同じく佐川町出身の植物学者である吉永虎馬の方が有名でしょうか。富太郎が虎馬に苔の研究を勧めた、という話もあるようです。
苔植物は日本で約2000種類と言われており、牧野公園や金峰神社でも沢山の種類を見ることができます。