2 自伐型林業

自伐型林業イメージビデオver4.79

こんにちは。自伐型林業チームのさいとうひかるです。

先日8/24に佐川町では初の試みとなる「持続可能な林業シンポジウム」が開催されました。

このシンポジウムについてはまた次回詳しく書かせていただきます。

今回さいとうが声を大にして伝えたいのが、自分が作った映像が会場で使用された!という事をドヤ顔で伝えたい!という事です。

去年の年末に映像制作の勉強会に出席してから、色々自分で勉強しつつ映像について考えていました。(趣味で)

今回の映像は林業をテーマにしたのは、たぶんパッと見でわかると思うのですが、「佐川町の自伐型林業」と「林業の衰退産業感」を意識して作りました。

自伐型林業のスタイルは持続可能な森林経営です。
山と向き合い、自然の中で無理なく作業道を作り、適切な選木をしていく事が大事な要素です。地味な作業は多いですし、経済性だけを求めるのであれば、ドでかい機械を入れてバッサバッサと木を切っていく方がお金になります。(環境と経済の両立ってむつかしいッスね。頑張っていきたいです。)

そんで林業という仕事はJAPANでダントツ死亡率No.1の控えめにいって危険な仕事です。そしてその危険度にお金が伴っているか…?どうなんでしょう?こうした状況で林業をやる人が居なくなってしまい、日本の山は荒れている所が多いです。

そして既に自伐型林業を実践している協力隊OBの方の現場に見学に行くと思うことがあります。それは「山と向き合う(観察観察&観察)」ということを大真面目にやってます。モチベーションとしたら「自分の作業している山がイイ山になっていったら気持ちイイ…」くらいの物かもしれませんが、すごいことです。

そしてその「山と向き合う」時間は孤独です。一人で山を観察しながら、どうしよう?こうしたら良いかな?という事を考えているんです。冬の山なんかなら、音がほとんど無い環境です。シーン…とした山の中。超孤独です。でもそんな孤独感は嫌な感じでは無いんですよね。

林業はチーム作業ですが、ちょくちょく現場の中で一人になる状況があります。その時の心地よい孤独感を表したくて、映像の中では同じカットに複数の人が登場するシーンを意図して無くしました。

とまぁ語るといくらでもあるんですが、映像として表現できているか?と言われたら土下座して「生意気言ってスイマセンしたぁぁッッ!」と答えます。

これからも頑張って映像を通して林業の魅力(ささやかな事)を発信していきたいと思ってます。

ちなみに動画のタイトルがver4.79なのは意味は無く趣味です。すごいブラッシュアップされてる感が出るので好きです。(笑)